【疲労・気持ちの重さ】帰り道の空が明るく見えた。重なっていた“玉ねぎの皮”がほどけ、人生が動き出すまで
来院前は何に悩んでいましたか?
正確な年は覚えていないのですが、初めて伺ったのは、10年くらい前だったと思います。
当時の私は、とにかく疲れ果てていました。
働けば働くほど自分を消耗していくような、労働集約型の仕事の仕方になっていました。
身体が疲れているだけではなく、気持ちもとても重く、落ち込みも続いていました。
今振り返ると、鬱っぽい状態だったと思います。
自分が生まれ持ったものや、家族から引き継いだもの、生まれてから家族との関係の中で身につけた感情や解消されないまま抱えていた悔しさなど、いろいろなものが自分の中にくっついていのだと思います。
一つひとつに向き合い解決することができないまま、ただ抱えていくしかなくて、それが玉ねぎの皮のように何層にも積み重なっていたように思います。
先生のところに伺った頃には、その玉ねぎの皮が積み重なりきって、さらに外側に硬い殻までできているような状態でした。 固定観念も多かったですね。
「私はこういう人間だ」
「あの人はこういう人だ」
「社会とはこういうものだ」
「こうしなければならない」
そんなふうに、いろいろなことを決めつけていました。
本当は、人にも物事にも、もっと揺らぎや可能性があるはずなのに、決めつけることで必死に理解しようとしていたのだと思います。 自分なりに目の前のことを整理して、前に進みたかったのでしょうね。
たとえば、
「この人はすぐにダメ出しをしてくるから、ここまでしか話さないようにしよう」と判断する。
そうした習慣が、その頃の私にとっては自分を守りながら生きるための術でした。
ポジティブな決めつけというより、「自分に悪い影響が来ないように」と身を守るための、ネガティブな決めつけが多かったと思います。
生きていくために身につけたものが、いつの間にか重くなり、自分自身を固定してしまっていました。これ以上、何も積み重ならないように、玉ねぎ全体をギュッと固めていたような感じです。
なぜtetote整体院に来ようと思いましたか?
初めて来たときはどんな気持ちでしたか?
当時、私は独立して自分の仕事をしながら、以前勤めていた会社の先輩が立ち上げた会社からの仕事も受けていました。 その仕事をくださっていたご夫婦と食事をしたときに、「最近どう? 元気?」と聞かれたんです。 そこで私は、 「実は疲れ果てていて、元気が出なくて。少し鬱っぽいんです。」 と話しました。 すると、そのご夫婦が、最近、不思議な施術を受けたという話をしてくれました。 ご主人は、理系的な考え方をするエンジニアの方だったので、最初はまったく信じていなかったそうです。
それでも、施術を受けたあと、実際に何かが良くなったと感じたらしく、 「不思議だから、あなたも一度行ってみたら?なんとなく合う気がするよ。」 と勧めてくれました。
調べてみると、同じような施術をしている人が東京に何人かいて、その中から自宅から通えそうなところを三つほど見つけました。
その中で後藤先生を選んだのは、ホームページを見たときの雰囲気です。 うまく説明できないのですが、一目で「この人がいいかな。」と思いました。 変な言い方ですけれど、「もし騙されたとしても、この人ならまあいいや。」と思ったんです(笑)。
もちろん、騙されそうだと思ったわけではありません。むしろ、騙すような人ではないと思ったんです。
ホームページの文章や写真から伝わってくる雰囲気を見て、直感的にそう感じました。
行くことに対する迷いや疑いは、ほとんどありませんでした。
それよりも、 「早く行ってみたい」 「早く楽になりたい」 という気持ちの方が強かったです。
そこに行けば自分の状態が解決するという、はっきりした根拠があったわけではありません。
それでも、なぜか「ここに行けば、何かが変わる気がする」と感じていました。
初めて伺ったときのことは、今でも覚えています。
自分がどれほどつらいのかを話しながら、大泣きしました。
後藤先生には本当に申し訳ないのですが、おそらく、嗚咽するように泣きながら訴えていたと思います。
ただ、当時の私はあまりにもガチガチに固まっていたので、最初の施術を受けた直後に、「ものすごく変わった!」と実感したわけではありません。緩んだ状態がどういうものなのかさえ、分からないくらい固まっていたと思います。
施術後、身体にどんな変化がありましたか?
最初の何回かは、自分でも変化をうまく説明できませんでした。
ただ、施術を重ねていくうちに、 「あれ? もしかしたら少し楽になっているかもしれない」 と感じるようになりました。
それまでの人生で、「軽くなる」という感覚をほとんど味わったことがなかったので、最初は変化として認識できなかったのです。
はっきりとした実感というよりも、最初は小さな違和感に近かったですね。
「なんだかいつもと違う」
「もしかして、少し軽い?」 という程度でした。
それが2回、3回と続き、5回ほど受けた頃に、 「これは、今の私に必要なものだ。」 と腑に落ちました。
定期的に通うことに迷いはありませんでした。
誰かに言われたから仕方なく通うのではなく、私自身が受けたいと感じていましたし、最優先事項でした。
自分にとって必要なことだと感じていたので、ごく自然に通い続けていました。
回数を重ねる中で、実際に身体も楽になりました。 そして、身体が軽くなることと一緒に、それまで身体の中に抱えていた緊張や警戒心も、少しずつほどけていったように思います。
身体以外に、気持ち・考え方・日常生活で変化がありましたか?
これは本当に感覚的なことなのですが、施術を受けたあとは、帰り道が明るく感じられました。
tetote整体院から自由が丘駅まで道のりで、足取りが軽くなり、空まで明るく見えるんです。
施術を受ける前の私は、道ですれ違う人や、電車で乗り合わせる知らない人たちに対して、どこか警戒していました。
知らない人が多ければ多いほど、自分にとってのリスクが増えるような感覚があったんです。
人に対して、あまり良いイメージを持っていなかったのだと思います。
誰かが近くにいるだけで、無意識に身構えていました。
それが、施術を受けた帰り道には、すれ違う人たちに対して何も思わなくなっていました。
「何も思わない」というのは、無関心という意味ではありません。
良い意味で、相手を警戒したり、決めつけたりしなくなったんです。
ただ同じ道を歩いている人、同じ電車に乗っている人としてニュートラルに見られるようになりました。
身体が楽になったというより、心に乗っていた重りが一つ減ったような感じでした。
それまでずっと握り締めていたものを、少しだけ手放せたのだと思います。
他の整体・マッサージ・治療院との違いは何ですか?
一般的な整体とは違いすぎて、単純に比較することが難しいですね。
私はそれまで、指圧のような身体に対する施術は受けたことがありましたが、いわゆるスピリチュアルなものや、エネルギー的な施術をたくさん受けてきたわけではありません。
そのため、比較対象がそれほど多いわけではないのですが、初めて、 「内側に効く整体というものがあるんだ!」 と思いました。
ここでいう「内側」というのは、身体の奥というだけではありません。
自分の気持ちや心、考え方、生き方にまで届いていくような感覚です。
身体も楽になるけれど、それだけではない。 「心にも作用する整体」と言えば近いのかもしれませんが、一般的な整体のイメージだけを持っていると、少し理解しにくいかもしれません。
興味深いのは、回数を重ねるほど、ある意味ではさらに不思議になっていったことです。
変化は感じるのに、なぜ効いているのかは分からない。
身体を強く押したり、分かりやすく何かをしているわけではないのに、確かに自分の内側が変わっていく。
「どうしてこれで変わるんだろう」と思いながらも、自分に起きている変化は否定できませんでした。
継続して通う中で、どんな変化がありましたか?
通い始めてから、おそらく3年を過ぎた頃だったと思います。
ある時、自分の中の重りが、ほとんど「ゼロ」になったように感じました。
分かりやすく足が軽くなり、気持ちも軽くなりました。
それまでは、施術を受けながら、何層にも重なった玉ねぎの皮を一枚ずつ外れていったのだと思います。
先生に整えていただきながら、私自身も、それまで握り締めていたものに気づき、少しずつ手放せるようになりました。
そして、重りがほとんどなくなった頃から、施術による変化の方向性も変わっていきました。
それまでは、重いものを減らしてもらう時間。 そこから先は、自分が本来持っているものを使い、人生を動かしていく時間に変わったように感じます。
重りがなくなってからは、目の前に現れる人や出来事、目に入るものを、基本的に好意的に捉えられるようになりました。同じ出来事が起きても、以前とは受け取り方がまったく違うのです。
以前の私だったら、新しい仕事を頼まれたときに、
「また、面倒な仕事がきた、、」 と感じていたと思います。
それが、重りがなくなってからは、 「今回はこんなチャンスをもらえた」 と受け取れるようになりました。
物事の捉え方が変わったことで、やる気が出るようになり、アイデアも湧くようになりました。
「ああ、やっと私の人生が始まったのかもしれない」 そんな感覚がありました。
その後、結婚・妊娠・出産と、毎年のように人生のフェーズがどんどん変わっていきました。
その変化の速さも、先生のところに通い続けていたことと、何か関係しているのかもしれません。
もちろん、「施術を受けたから結婚&妊娠ができた」という単純な話ではありません。
ただ、私の中の重りが減ったことで、本心が望んでいることを、怖がらずに選択できるようになったのだと思います。
一歩進んだことで新しい課題が見え、その課題を迷わず素直に対処していく。
その積み重ねが、結果につながったのだと思います。
玉ねぎの皮が何層もついたままだったら、このような動きはできなかったかもしれません。
後から振り返ると、仕事の流れも、とてもスムーズだったと思います。
この10年ほど、さまざまなチャンスをもらい続けてきました。
しかも、自分が「これが欲しい」と思う前に、その時の自分に必要な仕事や出会いが、先に来てくれるような感覚がありました。
当時は目の前のことで手がいっぱいだったので、今後のビジョンや「本当はどうしたいのか」ということを、深く考えられていたわけではありません。
それでも後から見れば、その先につながる仕事が、前もってきちんと用意されていたように感じます。
そして、それを素直に受け取り、感謝して一生懸命に取り組める自分もいました。
施術によって何かを直接与えてもらったというよりも、余分なものが外れたことで、必要な流れに気がつき、それに乗れるようになったのだと思います。
どんな人におすすめしたいですか?
とても端的に言うと、何かと理由をつけて動かない人や、すべてを理屈で納得してからでなければ進めない人は、まだ受けるタイミングではないのかもしれません。
「私はこういう人間だから」 「あの人がこうだから」 「環境がこうだから」 「お金がないから」 「時間がないから」 と、自分以外の何かを理由にし続けていると、変化を受け取りにくいように思います。
反対に、誰かから何かを勧められたときに、 「少し気になる」 「自分に合うかもしれない」 「これは今の自分には違う気がする」 と、自分の内側に問いかけられる人には向いていると思います。
すべてを鵜呑みにするという意味ではありません。 人の話を聞いたうえで、自分自身の感覚を確かめられる人です。素直でシンプルな人は合うと思います。
理屈や理論だけに偏るのではなく、思考と直感がつながっている人。考えることと感じることの、両方を大切にできる人です。
そして、好奇心がある人にも向いていると思います。 たとえ今は少し元気がなく、疲れていたとしても、もともと持っている好奇心は、それほど簡単にはなくなりません。
「自分は今後どうなっていくんだろう?」 「まだ知らない自分がいるのではないか?」 「これを受けたら、どんな変化が起きるんだろう?」 そんな気持ちを持てる人にとって、好奇心はとても良い方向に働くと思います。
最後に、自由な感想をお願いします。
自分の中の重りが減ってくると、ただ問題を解決することだけが目的ではなくなっていきます。
「どうすれば苦しまずに済むか」ではなく、
「自分は何を創りたいのか」
「本当はどのように生きたいのか」
というところから、人生を考えられるようになりました。
最初は、ただ疲れ果てて、少しでも楽になりたいと思って伺いました。
そこから少しずつ重りがほどけ、自分の人生を自分で選び始めました。
今は、自分の中にまだある可能性を探しながら、これまで見たことのない景色を見に行こうとしています。
私にとって先生の施術は、自分の中にある余分な重さをほどき、本来の自分の感覚に戻っていくための時間になっています。

理学療法士の国家資格を持ち、整体院を開業して13年。病院勤務時代を含め、これまでに延べ60,000件以上の施術に携わってきました。
西洋医学、東洋医学、オステオパシーなどの各種手技療法、各種キネシオロジー、各種心理学、エネルギー医学、各種ヒーリング、神智学、各種瞑想などを幅広く探求。現在は、身体の不調を入口にして、その奥にある思考、感情、エネルギーの流れまで含め、その人全体を読み解く施術を行っています。
不調は、ただ抑えるべきものではなく、今の自分の状態を知らせてくれる大切なサインでもあります。身体からのサインを丁寧に読み解きながら、その方が本来の自然な流れを取り戻していけるよう、一人ひとりに合わせたサポートを大切にしています。
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