「脳への手技アプローチ」 ジャン・ピエール・バラル

こんにちは、tetote整体院の後藤です。

先日、4日間ほど、オステオパシーの国際セミナーに参加してきました。

リアルの場で国際セミナーに参加するのは2年半ぶりになります。

施術の理想として、身体のことなどの目で見えることと、メンタルやエネルギーなどの目で見えないこととを高いレベルで統合させて施術したいという思いがあり、3年くらいで一つのことを学び終えてから、次に学ぶことを変えていくということをこれまで繰り返してきました。

1年前からは、原点に戻り、オステオパシーを中心に手技療法、解剖学を中心に学んでいます。

今回の講師のバラル先生は、フランスのオステオパスで、オステオパシーの臨床経験40年の先生です。欧米ではオステオパシーは国が公認している資格でもあるので、日本よりも認知度も社会的な地位もあります。

バラル先生は、内臓に対しての手技療法を確立させた先生で、臨床の集大成として、脳に対するアプローチを開発・確立しているとのことです。

脳に対するアプローチとして、頭蓋骨を動かすというのはよくありますが、今回は、直接、大脳皮質や脳幹に働きかけたり、顔面骨からの調整、脳を包む硬膜の調整、椎骨動脈などの脳に関する動脈からのアプローチを学びました。

直接、手で触れられる場所ではないので、テクニックには非常に繊細な手の感覚と、詳細な解剖学の知識が要求されます。

バラル先生の言葉から、手でどこまでのことができるのかという可能性を追求する姿勢と、0.1度の違いまで感じられるという手の感覚への自信、施術の精度に影響する詳細な解剖学の知識の大切さなど、数十年に及ぶ経験があるからこその言葉が響きます。

今週末は、日本のオステオパシーの重鎮の清水一充先生の頭蓋セミナーに参加するなど、最近は周りの人達も変わり、以前よりも治療家っぽくなっています。

手の感覚を磨いて、コツコツと解剖学を積み重ねていこうと思います。

 

 

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