日々の記録
変わりたいのに変われないワケ「変わらないことのメリットと、変わることのデメリット」
こんにちは、tetote整体院の後藤です。
今回は、変わりたいのに変われない理由をご紹介します。
身体の不調に心のことが関わっている場合は、どんな心のクセが身体に表れているか探して、その心のクセを掘り下げて、その心のクセが出来上がった根っこには何があるのかを探すことがあります。
顕在意識では変わりたいと思っていても、変われない理由の一つは、その思考の癖があることによるメリットや役に立っていることがあることです。
例えば、わかりやすいところでは、「自分は弱い」と思っている人が「強くなりたい」と思っている場合。
その方にとって、自分が弱い在り方をすることでのメリットがいくつかあります。
弱いことで、
面倒をみてもらえる、手伝ってもらえる
愛される
責任を負わなくてもいい
諦める理由になる
悲劇のヒロインでいられる
逆に、強くなることで困ることもあります。
強くなると、
責任を持つ必要がある
(権力を持つ人のように)傲慢になる
孤独になる
休めない
病気になる
などのデメリットがあります。
こういった理由によって、自分は弱いという思考のクセを持ち続けて、
変えたくても変えられない状態になります。
どちらを選ぶかは自由意志ですが、施術をしていても、今までのパターンは、「もういい」と手放す準備ができている方の方が圧倒的に早く変わっていきます。
もしなかなか変わらない場合、変わらないことでのメリットが存在しています。
変わりたい場合、今の思考パターンの役に立っていること、もし望む方向へ変わったら困ることを探っていくと、本当の変わりたくない理由が見つかります。