理学療法士としての在り方

こんにちは、tetote整体院の後藤です。

先日お越しになったクライアントの方がリハビリのお仕事をされているということで、自分も理学療法士として病院で働いていたということを改めて意識する機会がありました。

思えば医療機関で働いていたのは6年前ですが、当時の理学療法士としての意識やこだわり、原点を思い出しましたし、それは今でも続いています。

理学療法士の仕事をしていると、なぜこの運動をするのか、なぜこの筋肉を強化したり、緩めたりするかなど、「理由」をとても大切にします。

EBM(Evidence-Based Medicine)と呼ばれる、医学的な根拠を大事にしているのです。ドクターに説明する時や患者さん、他の医療スタッフに伝えるときにもEBMは大切ですが、より効果的なリハビリを提供する為、自信を持って良い選択をする為に重要視しています。

病院で働いていた当時の価値観は今でも残っていて、「なぜ」この施術をしているのか、どうして良くなったのか、なぜ良くならないのかということを考える癖が残っています。

昔から、ものごとの奥にある背景や原理、理論を調べたりするのが好きなので、なぜ痛みが出るのか、筋肉や関節、動きのクセから考察して、それをストーリーとしてまとめるのは好きでした。

今の仕事では、身体だけでなく、心や経絡やチャクラなどのエネルギーを含めて考察するので、考える範囲は身体だけにアプローチする時に比べて膨大な量に増えましたが、更に考えごたえがありますし、今の仕事の原理・真理を追求する部分は、性に合っていると思います。

理学療法士時代に学んだことのもう一つが「評価」の大切さです。どういった方針でリハビリを進めていくのか、方針や予後予測を決定する為に検査やその結果を統合して解釈することを重要視します。

つまり、なんとなく良くなったとかよりも数値として測定するなど、目で見える形で表すことを重視しています。

その傾向は独立してからも続いていて、マッサージやヒーリングでありがちな、なんか気持ちよかった気がする、気持ちが軽くなった気がする、なんとなく良くなったという相手の感覚に依存することで満足することはなく、実際に触ったり、動かして確かめたりして、事実がどうなのかを確かめることを大切にしています。

またメンタル面の変化にしても、人間関係がどう変わったのか、行動がどう変わったのか、それによってどんな結果となったのか、見える部分、施術者や周りの人が気付くレベルで、違いがわかるレベルの変化を求めていることにもつながっています。

プロとして結果を出す為にどうすればいいのか、どれだけの価値を提供できるのかということを常に試され続けた病院時代の経験は、今も僕の仕事をする上でのバックグラウンドとして確実に影響し続けています。

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