日々の記録
施術をしている目的について
こんにちは、tetote整体院の後藤です。
僕の施術の目的は、病気や不調を治すことでもなく、考え方を直すことでもありません。
結果として、身体や心の状態が健康になっていきます。
何を観察するかで現実は創られます。
問題を直そうとすれば「 問題がある 」という前提の観察になるので、問題はずっと残りますし、変えよう、変わりたいと思っても変わらない状態が続きます。
施術をしている時は、問題を解決しようとしていません。
では何をしているのか?
電球を使った例えでご説明します。
生まれてくる前を、光り輝く存在、明かりのついた電球だとします。

思い込みも何もなく、真っ新(まっさら)で純粋な状態、本質の自分です。
このままの状態で生きていれば、やりたいことができているし、充実感と満足感があり、幸せな状態で生きることができます。
もちろん、病気や不調になることもありません。
ただ、生まれてから人生を歩んでいく中で、人は経験の中から、様々な思い込みを身につけていきます。
小さい頃、親から「あなたって〇〇」と言われたり、怒られたり、理解されなかったりする経験の中で、
「私は不十分である」、「私は愛されていない」、「周りの人は私とは違う」、「信頼できる人はいない」・・・など、
いろいろな思い込みを電球にペタペタとくっつけていきます。

年齢を重ねて、学校での経験、友達と関係性の中から、思い込みをさらにくっつけていきます。

社会に出てからも、同じようにくっつけていきます。

やがて、このように
はじめは光り輝く電球だったものが、全く別のものになっていきます。
写真のように折り紙3枚くらいであれば簡単ですが、多くの人の場合、人生で様々な経験をしてきた分、たくさんの思い込みや感情がくっついている状態になっています。
身体に不調がある場合はもちろんのこと、何をしたいか分からない、頑張っている、うまくいかない、疲れやすいと感じている場合なども、自分本来の状態ではないサインなのです。
施術では、折り紙を外していくように、その人本来の状態に近付けていきます。
そうすることで、心身が健康になっていきます。