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心の傷は遺伝する「その悩みや不調、あなたのものではないかも」

こんにちは。tetote整体院の後藤です。

今回、ご紹介する本は、「心の傷は遺伝する マーク・ウォリン著」

「トラウマの家族連鎖をどう断ち切るか?」と帯に書かれているように、あなたが今抱えている悩みや葛藤、不調は、もしかしたら自分のものではなく、あなたより上の世代からの影響の可能性があります。

著者は、トラウマの世代間連鎖の権威でピッツバーグ大学を始めとするさまざまな教育機関で自ら開発したセラピーを教えているマーク・ウォリン。

実際に日々いろいろな方をみていると、不調や葛藤を作り出している土台には、家庭環境や上の世代の影響があることが多くあります。

深刻なトラウマとは無縁な方にも多くの気づきがある本だと思います。例えば、「母親との幼少期の関係は、その後の人間関係のテンプレートになる。」ので、過去の関係を受容できているかどうかは、人間関係、仕事の成果、子育て、広範囲に影響します。

親子関係で悩んでいる方はもちろんのこと、人に関わる仕事をしている方、子育て中の方、仕事で成果を出したい方、多くの人に是非読んで頂きたい一冊です。

気になる内容をピックアップ

母親の感情、例えば、恐怖、怒り、愛、希望といった感情は、子どもの遺伝子の発現に生化学的に影響する。

妊婦が強いストレスや慢性のストレスを経験すると、その体はストレスホルモンを生産し、それらのストレスホルモンは血流に運ばれて、子宮に入り、胎児の環境を同じようにストレスの多いものにする。その赤ん坊には、過剰に活発で落ち着きがなく、痛みを感じやすい傾向がみられる。

あなたは母親を通して、祖母の子育てのさまざまな面を経験する。祖母が耐えたトラウマや痛み、悲嘆、子ども時代の困難や祖父との軋轢、愛する人々の早世。これらは祖母の母に対する子育てにいくらか影響しただろう。一つ上の世代に遡れば、祖母が曾祖母から受けた子育てにも同じことが言えるのではないだろうか。

私たちが批判的に見ている親の感情や特徴、振る舞いは、わたしたちの中で生き続ける可能性が高い。そうすることでわたしたちは、無意識のうちにその親を愛し、自分の人生に親を取り戻しているのだ。

親を拒絶する時、わたしたちは自分もその親と似たような行動をとっていることに気づかない。親の振る舞いは自分とは関係ないと言い、それをしばしば周囲の人に投影する。そうでありながら、自分が嫌っているはずの振る舞いを見せる友人や異性、あるいは同僚を引き寄せ、この力学を認識し、癒す機会を持とうとする。

身体レベルでは、親への拒絶は、痛みやこわばりや麻痺として感じられる。わたしたちの体は、拒絶した親を愛せるようになるまで、いくらか不安を感じるのだ。

母親との幼少期の関係は、その後の人間関係のテンプレートになる。

怒りの言葉の底には、しばしば悲しみが潜んでいる。

あなたが親に対して持っているイメージは、あなたの人生の質に影響する。知っておくべきは、この内なるイメージはひとたびその実像が明らかになれば変えることができるという事だ。「親を変えることはできないが、自分が抱いている親のイメージを変えることは可能だ」

親は親である以上、知らず知らず子供を傷つけるものであり、それは避けられないことなのだ。問題は親が私たちに何をしたかではない。それを今の自分がどう捉えているかである。

出典:心の傷は遺伝する

ここ2~3年で家族の歴史について調べることが何回かありました。自分はどのようなバックグラウンドから出来上がってきたのか、そこに自分をより活かすヒントがある気がして調べてみると、「あ~だから今の自分になったんだ。」と納得することが何回もありました。お金に対する価値観、仕事に対する考え方、人間関係に関する好き嫌い、学んだ覚えはないのに、良くも悪くもしっかり受け継がれています。

2月に受講したボディートークの新しいクラスでもエピジェネティクス(DNAの配列変化によらない遺伝システムを研究する領域)について学びましたが、この観点からのアプローチは非常に有効ですし、臨床での効果も感じています。

科学的には、祖父の影響が未来の世代にエピジェティックな影響を与えているのかは現時点では解明されていませんが、祖母の影響が次世代に影響を与えていることは分かっています。祖母が妊娠中に、胎児である母親の中には卵子の前駆細胞は既に存在しています。つまり、祖母のトラウマや慢性的なストレスは、孫の世代にも影響しています。

自分をより拡大させて、家族の単位で自分を捉えると、自己受容に繋がったり、自分をより活かす道が見えてくると思います。

心の傷は遺伝する

目次
序章
第1部 家族のトラウマの網
第1章 失われ、見つけられたトラウマ
第2章 三世代で共有する家族史ー家族集団
第3章 コア・ランゲージ・アプローチ
第4章 四つの意識のテーマ

第2部 コアランゲージマップ
第6章 コア・コンセプトー核となる不満
第7章 コア・ディスクリプトー核となるキーワード
第8章 コア・センテンスー核となる宣言
第9章 コア・トラウマー核となるトラウマ

第3部 再びつながるための道筋
第10章 洞察から統合へ
第11章 離別をめぐるコア・ランゲージ
第12章 夫婦関係のコアランゲージ
第13章 成功のコア・ランゲージ
第14章 コア・ランゲージの薬

謝辞
訳者あとがき

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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